「心地よい」が完全に解明されるまで
8/01/2014アロマセラピーに触れてみたい、精油を学んでみたいと感じたきっかけが皆さんにあると思います。
私たちはスクールで、1人でも多くの生徒さんに体感し、そして実感して頂ける授業を目指しています。
嗅覚という感覚をはじめとして、五感で感じる様々な療法は、文字やテキストだけでは伝わらないことが多く、実際に専門のプロとして仕事をするとなると、最後は自分の判断力が自分を助けることになります。
「学ぶこと」と「できるようになること」の間には溝があります。
これは、たくさん学ぶとそれだけできるような感覚に陥ってしまう部分に落とし穴が あるのですが、私たちは学びを自分のスキルにするということを目標に、実際の現場で生じること、また実際の植物やその現状をお話することによって、より臨 場感をもって生徒の皆さんに香りの楽しさを感じて頂けるように努めています。
学ぶほどに、どんどん楽しくなる一方、学ぶほどにどんどん不安にもなります。それは学ぶことによって、自分に足りない部分や補う必要がある部分を感じるからです。
「すべてやり終えた」ということは、私たちの世界には存在しません。
私もまだまだ「感覚」という未知で解明されていない部分に挑みながら学びを続けています。
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